5K note

仙台在住Webデザイナーの日々の備忘録

Webメディアのサイト名は考えて決めない方がよい

若干挑発的なタイトルになってますが、先日コンテンツサイトの運用担当者の方と、仕事の打ち合わせでお会いしました。その方との話した中で、Webメディアのサイト名の決め方について、興味深い話を聞けたので皆さまにも紹介したいと思います。

なお前提条件として、今回お話を伺った方は企業の課題解決型のコンテンツサイトを運用している方の意見であり、全てのWebメディアに通じる内容ではない事をご留意ください。

サイト名は考えて決めない方がよい

新たにWebメディアを作るとき、どんなサイト名にするか熟考して決める方もいるかと思います。後からいくらでも編集が可能なWebメディアといえども、サイト名は一度決めたら基本的にそれを使い続ける訳ですから、作り手としては色々な想いを込めたタイトルにしようとしがちです。

ですが、ユーザーにとって訪れたサイトは「数多のWebメディアのうちの一つ」でしかありません。例えば、Googleで調べ物をする際、検索結果に出たWebメディアを読んだ人で、そのサイトの名前を覚えている人はいるでしょうか?

ユーザーはWebメディアの記事を読む時、記事のタイトルこそ気にしても、サイト名をいちいち覚えている人は居ないはずです。(サイトに何度も訪れるリピーターは除く)

そんな中でサイト名に拘るだけ時間の無駄ですし、凝った名前というのは作り手の創作性が発揮されたオリジナリティ溢れる名前になりやすいため、結果的に検索で引っかかりにくくなり、Webメディアの中身がユーザーに届かない可能性も出てきます。本末転倒ですね。

ではどうやってサイト名を決めれば良いのか?

答えはシンプルです。SEOを意識し、検索されやすいワードを集めてタイトルを作るべき」 とのこと。

今回話した担当者の方の場合は、ユーザーは商品に対する悩みをどのようなワードで検索されているかを調査した上で、よく検索されている2、3ワードを組み合わせてサイトのタイトルとし、そこに入りきらなかったワードはサイトのdescription(説明文)の中にうまく散らばるよう文章を作って入れている、と話していました。

キーワードを組み合わせてうまく収まるサイト名を考える必要はありますが、想いやビジョンなどは一切含めず、いかに検索ユーザーに目に止めてもらえるか、だけを意識しているとお話されていました。

ちなみに検索を意識する事については下記のエントリでも書いてますが、競合の調査やタイプミスしやすい名前は避けるのが吉です。

http://5k.hateblo.jp/entry/2017/08/23/221220

(リンク先ではブランドイメージや覚えやすさを重視してますが、これはメディアの性質の違いによるものでしょう。暇つぶし系のメディアの場合はリピーターが多いためサイト名で検索してくれますが、課題解決が目的のサイトの場合、直接的な悩みに関するキーワードでユーザーが検索してくるため、その辺の違いなんだと思います。)

まとめ

今回の話で言うなら、本ブログ「5K note」もサイト名としては悪い部類になりますが、アクセス数を追い求めているサイトでは無いですし、何よりも趣味のブログなのでサイト名を変える予定はありません。

ただ、もし仕事でWebメディアを立ち上げようとしている方がいれば、検索を意識してサイト名を考えていけば、より多くの人にコンテンツを届けることができるのではないでしょうか。